自然栽培の状況
今の様子。雑草まみれ
https://jikojitsugen.hatenablog.com/entry/2019/05/20/075000
以前の記事でも書いたように自然栽培チャレンジ用の畑を2本借り、それから約1ヶ月が経った。
不耕起、無農薬、無肥料。
絶対上手くいかないと思っていたが、今のところは順調。
手前に見えるのは大きい葉がトウモロコシ。
わかりにくいがまばらに植えているのが枝豆。
この2つを畝全面に植えている。
トウモロコシはゴールドラッシュ、枝豆はよくわからない安いやつで、どちらもF1種。
トウモロコシと枝豆を植えた理由は土壌改良を行うため。
トウモロコシは畑の掃除屋さんと言われ、余分な肥料を回収し、また、根を深く伸ばすため土を耕してくれる。
豆類は、植物の栄養の一つである窒素(N)を大気中から取り込み、アンモニア(NH3)に変換して土壌に与えてくれる(実際には豆類の根に住み着く根粒菌という菌がこの働きをするらしい)。
枝豆はかつて畦豆とも言われ、田んぼの畦道に植えて育てられていたとか。
栄養の少ない痩せた土地で良く育つんですね。
これらの収穫が終わったあとの秋から春先にかけてもさらに土壌改良を進める予定。
雑草は作物を植えている周辺中心に定期的にむしって、刈草は畝の上に敷き草マルチとする。
これもいずれは土に還り肥料となる。
乾燥防止や、雑草の発生抑止の効果もあるという。
とにかく来年の今ごろが楽しみである。
こちらはもう一本の畝
画像真ん中はサニーレタスでなんやかんや元気。
これはきゅうり。
周囲に草が無いのはニンジンの種を蒔いたばかりのため。
表面だけ草を刈り、種を蒔いた。
他にもサツマイモ、インゲン豆などを植えていこうと準備中。
この畝にも枝豆をまばらに植えて栄養を補給してもらう。
ちなみにこちらでは、全て固定種を使用している。
枝豆はたんくろうという品種の黒枝豆です。
最高に美味いやつですね。
固定種なので、自家採種して来年もその種を使う。
これはクラツキとかっていうやつ。
普通の畑でいきなり完全な自然栽培というのは難しい。
特にトマトやナス、キャベツなど肥沃な土地を好む野菜には、完熟した堆肥を植え付けの一月くらい前までに植え付け箇所に馴染ませておくのが有効らしい。
目印として少しだけこんもりさせておきます。
ちなみにこれはすぐ近くの別の場所で借りている畑。
耕起有り、化成肥料使用、除草剤使用の慣行農法。農薬は不使用です。
見た目が全く違うのが面白い。
まだ、序盤なので安心できませんが、案外育つんですね。