2045年、シンギュラリティは本当にやってくるか?
■シンギュラリティとは
ちょっと古いかもしれませんが、シンギュラリティ(技術的特異点)という言葉を皆さんご存知でしょうか?
最近の人工知能ブームの流れのなかで2007年頃に発明家のレイ・カーツワイルなどが著書などで提唱しているもの。
簡単にいうと(簡単にしか言えない笑)、人工知能の性能が加速度的に進化していき、2045年に人工知能の知能が地球上全人類を足し合わせた知能を上回るというとてつもない未来予測だ。
収穫加速の法則により人類の技術というのは加速度的に進歩してきたが、ここに来て人工知能の登場により極限まで早まっていくというのです。
ま、詳しくは僕なんかが説明するよりも調べていただいたほうが正確です(笑
今の人類史を前提とすると、
縄文時代、長い間狩猟で暮らす時代が続いた。
そして千数百年前、農業革命が起こり人類は定住するようになる。
わずか200年ほど前には産業革命。
20世紀にはコンピュータが発明される。
そして、つい10年ほど前にはスマートフォンが現れた。
という風に長いタームで見ると技術の進化というのは加速しており、今後さらに加速していくという予測です。
そしてこのペースで進むと2045年頃には、人工知能が人類を追い越してしまい、その後のことは人間には全く予測が付かなくなる。
そういう意味で特異点なのです。
※もっと早いとか、そもそもそんなのやってこないとかいろんな主張があるようです。
グラフにするとこんな感じらしいですね。
最終的に殆ど垂直になってるのがわかる。
現在はグラフの②と③の間でしょう。
つまり、僕らはそんなとてつもない激変を迎える直前の時代を生きているのです。
「そして、より高度な遺伝子組み換え技術と人類すべての食料を補って余りある生産技術が確立し、食料問題が解決します。労働は超高効率のロボットで代替され、最終的には衣食住のすべてがフリーになります。それによって現在のような消費のシステムもなくなり、人は生きるために働く必要のない『不労』の社会を手に入れます。やがて人体のメカニズムが革新的に解明されることで、人類は『不老』をも手にすることになるでしょう。これが未来学者、レイ・カーツワイルの提唱した『特異点(シンギュラリティ)』の前に起こる、『前特異点(プレ・シンギュラリティ)』によって生じる世界です。人類はあと5〜10年もしないうちに、このプレ・シンギュラリティを迎えることになるでしょう」
出典:https://wired.jp/special/2016/motoaki-saito/
その他にも、コンピュータに自分のデータをコピーして永遠に生きることができる、圧倒的な計算速度のコンピュータが新しい宇宙を生み出すなどなど人工知能関連の未来予測を見ると衝撃的な子とばかりが書かれている。
しかも、その分野の権威が主張しているのだから驚きである。
日本では近年、ぺジーグループというベンチャー企業がスーパーコンピュータの性能ランキング(Top500、Green500など)で世界トップクラスを叩き出し注目を浴びていましたが、代表の方が補助金詐欺の名目で特捜に逮捕されてしまったのは記憶に新しい。
■果たして本当に来るのかという疑問(根拠ナシ)
僕らは宇宙のチリが集まって地球ができ、地球で誕生したいわば星の子なわけです。
それが自然界の法則性に逆らう不老不死となったり、ましてや新しい宇宙を産み出したり、そんな宇宙を支配するようなことができるのでしょうか。
自然栽培なんかで自然と触れあっていると植物の生態ですらまだわからないことだらけ、不思議なことだらけです。
慣行栽培で連作障害(同じ場所で同じ作物を連続して栽培すると病気に掛かりやすかったり、育ちが悪くなったりすること)ですら原因ははっきりとしていない。
逆に自然栽培であれば連続障害は出にくいと言われる。
自然界では、植物が枯れたらそこに種が落ち、また次の年に発芽するというサイクル。
だから、同じ植物が同じ場所でできるのは極めて自然のことなのに、慣行栽培ではなぜか不具合が生じるから不思議である。
人間が本当に宇宙に大きな影響を与えるようなことできちゃうんでしょうかね?
いや、ド素人なので知らんけど笑
ただ、シンギュラリティが来ても来なくても、科学技術で他国より優位にあるというのは非常に大事だと思うので、頑張ってほしいですね。